はい。後半戦です。
日記前半で書いたように、ヒゲ、悟ったんです。
山にいるあいだ、ヒゲは、ばっちり キマッて 悟ってました。
(下山までの、期間限定。)
で、その悟りが開く前に、自分の中で問いが立ったんですよね。
行きの車で、オヤジが言ったんですよ。
「山を、どうするかね」って。
前半では広げませんでしたが、頭の隅にあった。
オヤジは、まっすぐ前を向いて、運転しながら、いつもの普通の口調で言った。
来月から年金、現場仕事も減らす、と。
(ちょっと嬉しそうだったけど、それ書いたら雰囲気がね。ねぇ。)
考えてみたんですけど。
(お、今回は早いぞ。)
ここで立った問いが、「ヒゲは、どう繋ぐのか」だったんですよね。
自分の中で、勝手にね。
これまでも、考えなきゃとは思ってたんですよ。
でも、考えられてなかった。
というか、準備ができてなかった。
まぁ、準備できたら、っていうと誰かに怒られそうな気がしてます。
そんなもん、無いですからね。準備とか。
動いてから考えろってことですわな。
今回も答えは出てません。
でも、いつもとは違いますね。
考え始めた、ってことですな。
山のことだけじゃなくて。
僕が、家族や、まわりの人に、「人として渡せるもの」って、何だろう、って。
あ、「掘る練習」の話、してませんでしたね。
最近ヒゲ、人のことばっかり掘って、文章にしてるんですよ。
そしたらある人に、「堀り師ヒゲ」じゃんって言われました。
(えー、良い。改名したい。タトゥーの彫師にかけてるよね、良い。)
そしたら、別で最近、言われました。
自分のことは、ぜんぜん掘ってなくな~い?って。
痛ゥ~~~~。図星。
なので今日は、自分を掘る練習です。
(スコップがぜんぜん進まない。)
これ、まだ緑の柿。
子ヒゲの頃、渋いやつに当たって、口の水分を全部持っていかれた。
知識じゃない。
口のすぼまりが、身体に書き込まれてる。
お?
こういう、体で受け取ったものが、僕をつくってる気がする?
(お、これは、何かに近づいてる?)
しいたけの原木。
木を切ったり、穴開けたり、トンカチで菌を打ち込んだり。
(誰か言ったな?ラジバンダリ)
くぬぎ林。
クワガタを獲ったり。いとこたちと。
いまは、バラバラ。
集まる人数は、ずいぶん減りました。
ゆず畑。
黄色くなると、景色ごと色が変わって、けっこう壮大。今はまだ緑。
柚子ちぎりは、いまでも細く続いてる。
人数は減ったけど。
最近は、姉夫婦が手入れやゆずちぎりに来るように。
お、繋がり、ちょっと増えてる。
(お、また核心に近づいてる?)
幹っていう、芯がある。
枝葉が広がっていく。
これ、人の関係も、これなのか?
芯があって、広がって、放っておくと、枯れる。
(お、サトった?これはサトってる?)
おっとっと、掘る練習でした。
錆びたスコップが、2本…。
じいちゃん、オヤジ。
見つけました、掘り師ヒゲの、ルーツ。
( 完。 )
はいはい、続けます。
この家と、この山を、文句も言わずに管理してきた人たち。
長男だから、って。
楽じゃないですよ、あれ。
でも、使命感、って感じでもないんですよね。
役目みたいなものが、少しずつ、染み込んでる。
やらなきゃ、でもなく、やらされてる、でもなく。
なんか、当たり前にやってる。
コケ、しゃがんで、初めてちゃんと見たかも。
マメツダって植物で、初めて名前を知った。
しょっちゅう見てるのに、名前を知らないものって、意外と多い。
今まで、気にも留めてこなかった。
名前を知らない君たち。
そう、
『君の名は。』
おっとっと、集中、集中。
そこらじゅうに、ずっとあったやつ。
見えてなかったものが、見え始めてるぞ。
植物の話だけじゃなくて、僕の役割とか、繋がりとか。
家系に閉じた話だけじゃなく。
たぶん「考え始めた」って、こういうことなんだと思う。
養蜂もしてないのに放置してある丸太に、ミツバチがふつうに住んでた。
(家賃とったろか。)
これはなんて言うのかわからない。
分からない、君の名が。
ミツバチの家?
ミツバチハウス?
ミツバチんち?
いや、そこはどうでもいいんだ。
寄り合って、役割があって、ちっちゃな社会をつくってる。
って言っても、本人、いや、本バチたちからしたら、1つの大家族なんでしょうけど。
(女王バチ、あらため、ビッグマム。)
クリリン。
お盆って、迎えて、送る日じゃないですか。
その準備を、オヤジについて回りながら見てました。
そろそろ覚えていかないとな、と。
オヤジも年をとってきたし、次は、たぶん僕の番なので。
思ったんですよ。
作業として覚えるだけじゃ、足りない。
その一個一個に、どんな歴史と想いがあるのか。
そっちを知らないと、たぶん、繋いだことにならない。
で、山を下りる車のなかで、ぼんやりと、
僕の役割って、なんだろ。
会社での役割とか、経済社会の中での役割じゃなくて。
ひとりの人としての、役割。
それを知るには、たぶん、自分まわりを、家族の流れを、知る必要があって。
そこから、社会や後世にも考えを少しずつ広げて考える。
ああ、父ヒゲと母ヒゲの声が聞こえてくるようだ。
『まず奥さん探せ。』
(・・・・だね😉✨)
はい。まだ、答えは出てません。
(掘る練習、初日。もう、へとへと。)
そういえば、この日記、タイトルどうしよう。
あれだよな。
あれしかないよね。
「ヒゲの名は。」
…いや、ぜんぜん違う。
これは繋がりから考える、僕の役割、在り方の話。
そして、それらを見つけて、じっくり考える、今後のこと。
よし、これだ。
『ヒゲたちは、どう生きるか。』
うん、いい。
(いつか誰かに怒られればいい。)
みなさんは、人生の役割、もう確かに感じてますか?
あ、掘ってあげましょうか?
















だめだ。せっかく心にジブリときたからすぐにコメントしに来たのに。心に浮かんできたことがコメ1のせいで全部飛んじゃった。
ご先祖様たちが紡いできた歴史とか。これから誰かが繋いでいくかもしれないこの先の物語とか。なんかいいやつ思いついたと思ったんだけど。まあいいか。何か感じたんだなと思っといてくだせえ。
先人たちが作ってきた緑。すんばらしいね。前前前世からずっと育まれてきたんだね。素敵な写真をありがとう。
なんだろうねぇ。なんだか心にジブリと、じゃなくてジワリとくる記事ですね。
写真の自然の美しさと壮大さ、そしてヒゲのちっぽけさの対比がとても素晴らしかったです。
受け継がれる伝統や歴史、なんて壮大なものも大切だけど、生活や家族の形、記憶みたいな小さなものにこそ人生の根っこがある様な気がします。
僕も最近よくそういうテーマにぶち当たってるので、心にジブリと、じゃなくてズブリと突き刺さりました。