この図鑑、基本ルールがありまして。
ライブ配信や、対面でお話をうかがって掘れた人。
または、惚れた人。(早速うるさい)
今回はこの方、ゆこさん。 ( ゆこ。|AI時代のジャーナリング )
初めて1対1でライブして、話し終わったあと、知ってるつもりで、知らなかった人だったな、と。
ゆこさんとは、奥田さんの朝活で、もう3ヶ月くらい一緒にいます。
毎朝コメント欄で言葉を交わしてるので、まあ、知ってるつもりではいました。
なのに、直接じっくり話したあと、しみじみ思ったんですよ。
「あ、この人のおかげ、けっこうデカいな」って。
…何のおかげか。これは、最後に置いときます😏
(でも、期待は裏切るタイプなので、1回忘れて。)
まず、第一印象から。
僕の中でゆこさんは、「立ち回りが秀逸なアネゴキャラ」でした。
ツワモノ。デキる人。視野を広く持ったまま動ける強者。
( 説明するから、落ち着いて )
これ、ちゃんときっかけがあって。
ライブ配信って、要は不特定多数の前で喋るやつじゃないですか。
あれ、こわいんですよ。
誰が見てるかわからない、何を振られるかわからない、噛んだら残る。
( ヒゲは、始まると「えー」と「あのー」で尺の3割を稼ぐ )
だからふつうは、助走がいる。
台本まではいかなくても、「今日はこれ話そ」くらいの心の準備がいる。
奥田さんみたいに場数が振り切れてる人はべつですけど、大半の人間にとって「準備なしでポンっと入る」は、けっこうな無茶なんです。
それをゆこさんは、仕事の昼休憩の移動中に、歩きながら、いきなり奥田さんの配信に入ってきた。
「上がっていい?」の一言。
カッコよすぎるだろ。
歩きながら、ですよ。僕なら電柱にぶつかってる。
( なんなら電柱に謝ってる。「あ、すいません」って )
しかも入った瞬間、乱れるどころか、整う。
いきなり入ったら、普通、それまでのペース乱れたり、方向性ズレたりするでしょ。してよ。
話の邪魔をしない程度に入って、コメントを拾って、流れを回して、また自然に抜けていく。
うわ、この人ツワモノだ、と。
で、この「場が整う」感覚、じつは1回きりじゃなかったんですよ。
朝活に3回、4回と出るうちに、はっきりしてきた。
ゆこさんがいる日は、なんか、今日は安定して進むな、と思える。
議論が活発になる。空気にスイッチが入る。
逆に、いない日は……寂しい(ヒゲの感情はどうでも良い)、、
だけじゃなくて、なんか、火が点きにくい。助走が長くなる。
主役を張るタイプの目立ち方じゃなくて、その場にいる全員を、少しずつ前に出しちゃう。
いるだけで、場の温度が一段上がる。
そういう存在なんですよね。
( 司会業でもやってるのかなって思ってました )
このことをライブで本人に話したら、こう返ってきました。
「私、かすみ草になりたいんです」
かすみ草。
あの、花束の主役の横にいて、主役をもっと綺麗に見せる、白い、小さいやつ。
自分が真ん中で輝くより、頑張ってる人がもっと頑張れるように、足りないところをちょっと補いたい。
そういう役を、自分で選んでる人でした。
ちなみにヒゲは花の種類を3つくらいしか知らないので、かすみ草、その場で画像検索しました。
( バラとチューリップとひまわり。これがヒゲの花図鑑のすべて。ナニモノ図鑑より薄い )
ここで、いったん、こう思ったんですよ。
謙虚だなあ、と。
脇役でいたいなんて、できた人だなあ、と。
(ヒゲは3番目くらいには輝きたい側の人間なので、まぶしくて直視できない)
…で、その「できた人」で片付けかけたんですけど。
いや待てよ、と。
この人、脇役って柄か?と。
ライブに歩きながらポンと入って場を回す人が、そんなわけないんですよ。
なんか、噛み合わない。かすみ草って言葉と、この人の実際の動き。
引っかかったまま、本人の記事を、何本か読み返してみたんです。
そしたら、全然ちがう絵が出てきた。
この人、ジャーナリングの人なんですよ。ほぼ毎日ノートを書いてる。
で、その書いてる中身が、僕が思ってた「日記」と、ぜんぜん違った。
嫌なことがあった日は、こう書くらしいんです。
「ムカつく」「なんで私が」って、まず全部吐き出す。
相手への不満も、そのまま。
でも、そこで終わらせない。
「じゃあ、私はどうすればよかった?」
「今の私に変えられることは?」
って、最後に矢印を、自分に向け直す。
相手が悪いで止めると、相手が変わるのを待つしかない。
でも他人は変えられない。だったら、自分の変えられるところを探す。
そうやって、人生の主導権を、自分の手に戻す。
…そういうことを、日課みたいにやってる人でした。
もう一本、こんなのもあった。
「自分の機嫌は、自分で整えたい」。
不機嫌って、周りに伝染する。
自分の感情を人にぶつけたり、察してほしいって態度で出したりすると、周りがそれを処理する役になっちゃう。
だから、自分の感情の責任は、まず自分で持つ。
…あ、と思ったんですよ。
つながった。
考えてみたんですけど。( ← 僕のキャラを保つために入れてます )
これ、自分の中をいったん片付けてから外に出てる、ってことも兼ねてるな、と。
散らかった感情や思考を、朝のうちにノートに置いてくる。
だから、場に出てくるとき、この人、ほぼ手ぶらなんですよ。
イライラも、不安も、今日の機嫌も、持ち込むものが、無い。
これ、地味にすごいことで。
人ってふつう、自分の天気を、無自覚に周りに滲ませてるんですよ。
(もちろん僕は滲ませたことはない)
なんか今日ピリついてるな、とか、あの人今日は話しかけづらいな、とか。
人がいる場所って、だいたいみんなの機嫌がちょっとずつ垂れ流されて、混ざってる。
でもゆこさんの周りだけ、それが無い。
自分の色を、場に垂らさない。
だから、みんなが安心して、そこに自分の色を置ける。
「場が整う」の正体、これかなと。
能力で場を仕切ってたんじゃない。
自分を場に垂らさないから、みんなのための余白が空いてる。
かすみ草が花束の主役を綺麗に見せるのって、支えてるからじゃないんですよ。
あいだにいて、白いから。
余白だから、隣の色が引き立つ。
つまり、かすみ草って、性格じゃない気がして。
謙虚とか、おしとやか、とか、そういう話じゃなくて。
自分の感情をちゃんと自分で引き取って、場に持ち込まない。
その自制でできた余白だったんです。
放っておけば、人は不安や機嫌で自分を埋める。
この人は、そこを空けておける。
かすみ草って、本人が思ってるより、たぶんずっと強い花です。
特に、ゆこさんの場合は、しなやかな強さ。
で、なんでこの人はこうなったのか。その原点も、話してくれました。
小3で転校して、周りの会話についていけなくなって、人見知りになったそうです。
みんながアイドルの話をしてる、自分はわからない、とりあえず合わせとこう、みたいな。
でも、それって自分じゃない。つまらない。
で、小5のとき、突然、学級委員に立候補したらしいんです。
人見知りが。前に出るのが苦手な子が。
(難易度の設定、バグってません? ヒゲなら給食のおかわりから始める)
理由が、良くて。
みんなと横一列に並んでると、周りの顔色が見えなくて怖い。
でも、前に立ったら、一人ひとりの顔がちゃんと見える。
「あれ、こっちのほうが怖くないかも」って。
このへんの話、本人の声で聞くとまた沁みるので、よかったらアーカイブで。
この小5の話、さらっと流したくないんですけど。
横並びのまま抱えてると、こわい。
でも、前に出て、一人ひとりの顔が見える位置に立つと、こわくなくなる。
この時は、いったん自分を外に出して、みんなを見える場所に置き直す。
この人、小5の時点で、それを身体で掴んでたんですよね。
で、ここが第二印象と第三印象なんですけど。
僕、ライブで本人にこう伝えました。
第二印象は「昔はそうじゃなかったけど、努力で変わろうとしてる人」だと思う、と。
そう。この静けさ、生まれつきの穏やかさじゃないんです。
もともとは、たぶん思考が散らかるタイプ。
責任感も強いから、なんでも引き受けてあふれちゃう。
その人が、自分を整える習慣で、いまの立ち位置を後から作ってる。
天然じゃなくて、手入れされた白なんですよ。
そして第三印象が、これでした。
「葛藤を抱えたまま、行動できる人」。
本人、ここがいちばん嬉しそうだったんですよね。
自信満々で動いてるんじゃない。
めちゃくちゃ迷って、不安になって、一人反省会もして。
それでも動いてる。
まだ、どこに軸を置くのかの葛藤も、正直見えます。
でも、それでいいんだと思う。
迷ってるってことは、ちゃんと自分に問いを立ててるってことなので。
この人は、その葛藤を抱えたまま、動ける。
しかも、自省も自制もできる。だから速い。
穏やかに見える裏側で、めちゃくちゃ手が動いてる。
これが、3ヶ月見てきて、直接話して、記事を読み返して、やっと見えたゆこさんでした。
…..で、
冒頭の「おかげ」の話です。
正直に言うと、僕、この人とだいぶ逆なんですよ。
頭の中で考えをこねくり回して、自分で自分を、ぎゅうぎゅうに埋めるタイプ。
余白どころか、いつも思考で満員電車。
(宮崎なので満員経験はない)
決めることだけ勇気を使って、あとは流れに放り込むのも、たぶん、自分の中に空きが無いからなんですよね。
空いてないから、外の流れに預けるしかない。
(自分で動くというより、動かざるを得ない状況に自分を放り込むタイプ)
そんな僕が、最近ちょっとずつ動けてる。
配信に出たり、こうやって図鑑を始めたり。
なんでかなって考えたら、隣にこの人がいたからなんです。
先頭でバリバリ走ってる人だと、すごいなあ、で終わっちゃう。遠すぎて。
でもゆこさんは、ちょっとだけ先を、すぐ近くで歩いてる。
しかも、涼しい顔でじゃなくて、「こわいけど、とりあえず出てみた」を、毎回すぐ横で見せてくれてる。
僕が次に取るべき一歩を、少し前で、生々しく映してくれてる感じ。
だから僕も、埋まったまま、それでも動ける。
「おかげ」の正体、これでした。
僕には1つ上のアネキがいて、ちょっと先を歩いてたんですよね。
小学校に上がる、中学校に上がる、そんな未知で不安なところを、先に歩いてくれる。
それにも似たような感覚。
かすみ草って、自分では気づいてないけど、こうやって横で、人を一歩前に出しちゃうんですよね。
今、僕がまさに、その花束の一本にされてるっぽいです。
また、花、検索しなきゃ。
ナニモノ図鑑、2ページ目はゆこさんでした。
1ページ目とは、惹かれる理由が全然違いました。
ゆこさんは、僕が下手なこと、自分に空きをつくることを、やってる人だから、目が離せない。
一個だけ、吐露しておくと…
この記事、僕は「自分の中に余白をつくれる人」の話として書きました。
書いてる僕自身は、それがいちばん下手な人間です。
埋めることばっかり、上手くなってきた。
ゆこさんみたいに、整理して、余白をつくって、その余白をどう人に捧げるか。
…正直、まだ全然わかりません。
もちろん、”らしさ”の時代ですから、真似をする必要はありません。
でも、学んでちょびっと自分の一部にしたいものです。
図鑑を始めた理由もそんなところですから。
いろんな方から、いろんな一部を分けてもらう。
長い宿題です。
そしてこちらが、ライブ後のゆこさんの記事。
ゆこさんが言ってました。
一人で考える時間も、大事。
でも、誰かと話したから見えた自分も、たしかにいる。
今回それを、まさに本人にやられました。
鏡を差し出したつもりが、こっちも映されてた😅
P.S.
3ページ目の餌食、いや、標本、いや、ゲストは S.Nakajima さんです。
「ヒゲの餌食になってもいい」って方、こっそり挙手しといてくださいね🙋♂️
<ナニモノ図鑑アーカイブ>
No.1






ちょいちょい小ネタ挟んでくるとこ、最高!
ヒゲさん、アナタ、頭のいい人だ。
ありがとうございます✨
ちなみに、私、、、長女で、弟が2人😂
気質が姉貴なのはそういうとこもあるかも😂